のび太な日々

ADHDと診断された息子の、愛おしくも笑える毎日を書き留めたくて始めました!

息子の成長①

息子が産まれた時は、内心

「イケメンだ!タッキーみたい」と

本気で思っていた。

背が高いと言うか長い?子で、色白。

初めての子でウキウキだった。


しかし、おっばいを飲むのは苦手だった。

今思えばだが、貪欲さがないというか飽きていたのか?やっと吸ったと思っては離れ、勝手に出てくれる哺乳瓶が大好きだった。

入院中に母乳を習得できなかった私は、泣きながら実家で母乳に挑戦し続けた。

母乳育児推進ブームだった中、最後まで粉ミルク併用し続け、私のおっぱいがきっと少ないんだわ、下手なんだわと思っていたが、娘の時は吸い付きが全然違い、粉ミルクもさほど要らなかった。

順番逆なら自分をそこまで責めなかったのに…



さらに、寝ない子だった。

長いくせに反りもあって、抱っこもしにくい。

夜中に何度も起こされた。オリンピックの時期で、LIVEで観ることができて気分転換したのが良い思い出。


反りは寝ている時も強くて、枕を買ったりしたけど全然無理。左ばかり向いてて、頭がラグビーボールみたいになった。

あれ?今はどうなんだろう?



とにかく寝ないので抱っこ。

でも、3ヶ月で9キロと大きかった。

私はあらゆる抱っこ紐を買い、どれが楽だか調べまくった。結局、スリングとおんぶ紐に落ち着いたが、辛すぎてマッサージに行くと、

「これは男性の背中ですよ。」

と言われた。



とにかく、手がかかった。

男の子は大変っていうが、昔の人は正しいわ!と思った。


でも今になって考えてみると、息子は赤ちゃんの時から、睡眠が浅かったのかな、と思う。



睡眠問題は保育園でも続いた。

お昼寝しない。

でも、体が大きくて体力があるせいだとみんなで思っていた。



さすがにこの頃にADHDとは思わなかったけど、わかっていたら眠らない息子との闘い方は変わっていたかも?しれない。

悩み相談

息子に職場の悩みを相談した。


色々話せば長いけど、中で焦点になったのは自慢話について。私の職場に過去の自慢話をする人がいて、週に3回は聞いているという内容。



息子が一言。

「それはねえ、自信のない人なんだよ。」


ふーん。

「どうして⁇」


息子

「アドラー心理学によるとね…」


え?

「アドラー心理学、読んだんだ⁈」


息子

「詳しくは忘れちゃったんだけど…でも、難しい心理学だよね。」



おいおい。中学1年生。

ひどく子供っぽいところもあるのに(幼稚園か!って事も多いのに)一人前なこと言うじゃん。

そのあと話は「人間はイコールか⁈」というテーマになり、さらに「討論の意義とは」という話にまで発展した。



何か息子の興味を伸ばしたい私は、とにかくいろんな話についていこうと思っている。

高速回転している息子の思考過程も、結構楽しい。


私の悩みは未だ解決したようなしないような。(笑)でも、いいヒントもらったよ!

なぜのび太か

なぜのび太かというと。


息子はのび太と誕生日が一緒(笑)

キャラクターとはいえ、やっぱりそういうのってかぶるのかもしれないなあ〜と思う。


ADHDの記事を読んでいたら

「のび太型」「ジャイアン型」に分かれると書いてあった。


「のび太型」

不注意優勢型。息子はまさにこっち。優しくて正義感も強いけど、言葉の裏が読めなくて傷つくことも多いかも。


「ジャイアン型」

多動性衝動性優勢型。男の子はこっちが多いのかもと思う。元気がいいけど、思ったようにいかないと怒り出す、我慢できない。



ドラえもんを見ていると、昔から家族で「兄ちゃんのび太そっくり!」と言っていた。

まさか本当にその通りだったとは…


確かのび太は学者か何かになったはず。

うちの子もしずかちゃんのような子に出会って、仕事でも得意なものを活かしていけたら…


目指せのび太!